京都市中京区新京極通六角下ル中筋町487
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この石塔は、和泉式部の往生の、六字名号を念仏する人があれば二十五菩薩と共にお迎えに来てくださるという謡曲「誓願寺」の舞台にもなっている宝篋印塔で、正和2年(1313年)に改修建立されました。高さ約4メートル、幅約2.4メートルあります。
江戸時代の名所絵図には石塔と共に、傍らにあった軒端の梅が描かれています。当時から和泉式部を慕い多くの旅人が参拝した様ですが、和泉式部を慕い霊前に手を合わせる人の姿は今も絶えることなく続いています。